静岡県の防災対策や災害支援、防災士の育成





震災時にはライフラインがすべて止まってしまいます。
電気、ガス、水道。
誰もが体験したことがない生活をしなければなりません。
例えば、夜の電気が必要な時かもしれません。震災が起き、電気をつけようとしても電気はつかないのです。懐中電灯の備えはしてありますか?
ガスが止まってしまえば火を起こすこともできません。また、震災によるガス漏れにより、火災などの2次災害も考えられます。
水やトイレ、救急セットの準備はできていますか?
例えば、インフルエンザ等の感染症の流行時には、マスクの需要が増加し、マスクが入手困難なケースがあるように、被災した場合にもこれらの防災ツールが入手困難になると考えられます。
これらの問題の中でも過去の被災地で1番の問題とされていたのがトイレです。
水が使えなければ使用後に流すことは出来ません。また、皆が使うことによって、トイレの汚れや衛生面が悪化し、トイレを我慢する人が増え、やがて病気になる例が多くみられます。
過去の被災地では、地域によって物資の援助が多い地域と少ない地域とで、援助が偏るケースも少なくなく、これらの水や食料、救急セットは必需品になります。
静岡県全域で約3割、西部地域においては約5割の家屋は全壊すると予想されており、多くの住民が家を失います。
過去の被災地でも建物の中にいて、建物や家具などの下敷きになって多くの命が失われました。何もないうちから家具が飛ばないようにしておくことや、いざという時に逃げられる場所を作っておく必要があります。
●家庭では震災が起きた時の集合場所をきめていますか?
地震はいつ来るかわかりません。家族の皆が揃っている時に起きるとは限りません。
●各地域で、避難所が定められていますが、それらの避難所の規模に対して、どのくらいの人が避難できるでしょうか?
1度震災が起きれば、貴方の地域の住民が一斉に避難所に集まります。避難所はすぐに集まった住民でいっぱいとなり、避難所に入れる人、入れない人が出てきます。その避難所に誰が入れるのか、また誰がそれを決めるのかの問題も生じてきます。
避難所に集まる人は健常者だけではなく、介護が必要な方、身体に障害のある方、知能に障害のある方、外国人の方なども集まります。避難所では、いろんな人との共同生活です。
震災により心境にも変化が生じてくることもあります。
避難所生活はいつまで続くのか、これからどうすればいいのか、どうなっていくのかなどたくさんの不安要素が表れます。PTSD(震災による精神的後遺症)を患う人も少なくなく、心のケアの問題も軽視できません。
この問題に対しても、事前に震災に備えて準備不足と思われる物資を用意することやPTSDを知っておくという対策方法もあります。